無細胞タンパク質合成キット類については、2024年3月末を持ちまして製造を中止する運びとなりました。下記重要なお知らせをご参照ください。
内容物 |
内容量 |
PCR試薬(50 μl x 60反応) | |
PCR DNA Polymerase | 60 ul |
10x PCR Buffer | 300 μl |
25 mM MgSO4 | 300 μl |
2 mM dNTP Mix | 300 μl |
転写試薬(25 μl x 50反応) | |
T7 RNA Polymerase | 50 μl |
10x Transcription Buffer | 125 μl |
100 mM DTT | 62.5 μl |
25 mM NTP Mix | 125 μl |
翻訳試薬(110ul x 100反応) | |
Wheat Germ Extract | 1 ml |
Amino Acid Mix | 1 ml x 2 |
あの2ステップサイクルで増幅が可能な、高正確・高効率・高速PCR酵素と、転写試薬、翻訳試薬を含むオールインワンキットです。転写、翻訳の簡便さはそのままに、さらにPCRも正確、迅速にできるようになりました。
2ステップサイクルPCRでは、20 mer以上でTm値63℃*以上のプライマーであれば、サイクル条件の検討は不要です。PCR時間も大幅に短縮できます。本キットにはPCR 50 ul反応で60反応に十分なPCR酵素・試薬が含まれます。(* 隣接塩基対法でのTm値)
2ステップサイクルの1st PCRプログラム例
Predenature: 94℃, 2min
(以下を30サイクル)
Denature: 98℃, 10 sec
Extension: 68℃, (ターゲットが1 kbp以下の場合 1 min, それ以上の場合1 min + 30 sec/kb)
PCR試薬は、ほとんどの場合68℃でアニーリングできるように設計されており、サイクル検討もほぼ不要で、非特異増幅等のトラブルの多くが解消されます。
保存温度:
Wheat Germ Extract, Amino Acid Mix -80℃、その他転写試薬、PCR試薬は全て-20℃
プロトコル:
BCF5100_Ver3.00プロトコルダウンロード (PDFファイル)
なお、実際の製品外観、仕様ならびに内容などは、予告なしに変更することがあります。
内容物 |
内容量 |
転写試薬(25 μl x 50反応) | |
T7 RNA Polymerase | 50 μl |
10x Transcription Buffer | 125 μl |
100 mM DTT | 62.5 μl |
25 mM NTP Mix | 125 μl |
翻訳試薬(110ul x 100反応) | |
Wheat Germ Extract | 1 ml |
Amino Acid Mix | 1 ml x 2 |
転写反応および翻訳反応に必要な試薬のキットです。
膜タンパク質含む種々の、活性をもったタンパク質の発現が可能です。
当社標準プロトコルによる110μℓ反応溶液100回分(サンプルスケール11 ml)に十分量の試薬を、7チューブに納めました。
AminoAcidMixは20種のアミノ酸他が一液になっておりますので、翻訳液調製時の析出の心配がありません。
保存温度:
Wheat Germ Extract, Amino Acid Mix -80度、その他 -20度
プロトコル:
PSS5100_Ver3.00プロトコルダウンロード (PDFファイル)
なお、実際の製品外観、仕様ならびに内容などは、予告なしに変更することがあります。
内容物 |
内容量 |
翻訳試薬(110ul x 100反応) | |
Wheat Germ Extract | 1 ml |
Amino Acid Mix | 1 ml x 2 |
無細胞タンパク質合成試薬キットに含まれる翻訳反応に必要な試薬のみのセットです。コムギ胚芽抽出液(1 ml)とアミノ酸ミックス(2 ml)からなり、当社標準プロトコルでは11 ml サンプルスケールとなります。
オリゴハウスで合成されたmRNAを用いて、転写が不要で、翻訳だけを行う場合等にご利用頂けます。
必要なmRNAについては、サポートページのプロトコルをご参照ください。
また、50ml以上の大量合成向けに指定のSUBでの納品も可能ですのでお問合せください。
透析法用別売アミノ酸ミックスは透析カップを用いた透析法でお使いの際にご利用ください。アミノ酸ミックス1ml x 2の計2mlで、透析外液としてお使いの場合4反応分になります。透析法については、サポートページのプロトコルをご参照ください。
さて、誠に残念ながら、弊社は製品ラインの変更に伴い無細胞タンパク質合成試薬類の製品出荷を、2024年4月1日をもちまして終了することとなりました。
今回の変更により、お客様にはご不便とご迷惑をおかけすることとなりますことを、心よりお詫び申し上げます。
今後の製品情報やお手持ちの製品のサポートに関しましては、引き続き弊社ウェブサイトやメールにてご案内、対応させて頂きますので、引き続きご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
以上当社無細胞タンパク質合成試薬類の出荷停止につき何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。