ビオチン化タンパク質について

ビオチン化タンパク質について

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ビオチン化は、下記のように、BAP配列を付与したタンパク質に、ビオチンリガーゼ、ビオチンを結合させることで実現します。

  1. ビオチンタグの合成は、2nd PCRによりBAP配列をN末またはC末に付加します。
  2. #1を転写してmRNAを合成します。
  3. ビオチンリガーゼ(BirA)およびビオチンを用意します。
    BirAは大腸菌等にあります。下記の1st Primer 配列をあてて取得が可能で、この酵素も当社In vitroで発現可能です。
  4. 翻訳溶液組成は添付の表を参照ください。
  5. 翻訳完了後の溶液を適当なバッファーで透析(ビオチンの除去)します。
  6. ビオチンタグ検出、精製は下記にご注意ください 

メンブレンのプロッキングはタンパク質系は不可
ビオチンビーズとの結合力が強いため、変性溶出になる


ご参考:

1st Primer(N末用、C末用)、反応液組成 (エクセル)
BirA配列(PDF)