ビオチン化タンパク質について
ビオチン化は、下記のように、BAP配列を付与したタンパク質に、ビオチンリガーゼ、ビオチンを結合させることで実現します。
- ビオチンタグの合成は、2nd PCRによりBAP配列をN末またはC末に付加します。
- #1を転写してmRNAを合成します。
- ビオチンリガーゼ(BirA)およびビオチンを用意します。
BirAは大腸菌等にあります。下記の1st Primer 配列をあてて取得が可能で、この酵素も当社In vitroで発現可能です。 - 翻訳溶液組成は添付の表を参照ください。
- 翻訳完了後の溶液を適当なバッファーで透析(ビオチンの除去)します。
- ビオチンタグ検出、精製は下記にご注意ください
メンブレンのプロッキングはタンパク質系は不可
ビオチンビーズとの結合力が強いため、変性溶出になる
ご参考: