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透析法による翻訳

透析法による翻訳

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透析カップの内側(試料溶液)に翻訳液を入れ、透析外液としてアミノ酸ミックスを用いるという、一般的な透析法をご利用いただけます。通常透析外液は20倍から100倍容量が一般的です。

1サンプル分の透析法による翻訳反応液組成の例を示します。

試料溶液(翻訳液)組成

Reagents
Wheat Germ Extract 20 μℓ
Amino Acid Mix 20 μℓ
mRNA 70 μℓ
Total 110 μℓ

 

下記例で使用する透析カップ:
サーモフィッシャーサイエンティフィック社製Slide-A-Lyzer™ Mini透析ツール (試料0.1 mℓ、分子量カットオフ 3.5K)

  1. 上記組成のうち、まずmRNA溶液を除いたmixtureを調製し、mixtureを室温に戻してからmRNA溶液に加え、泡をたてないように優しくポンピングします。
  2. 24穴タイタープレート1ウェルにMilliQで4倍希釈したAmino Acid Mixを 2ml入れ、プレートの蓋をします。
  3. プレートの蓋に透析カップを挟み込みます。
    *2 mlのエッペンドルフチューブが透析カップと合致しますので、2 mlのエッペンドルフチューブで透析可能です。
  4. 調製した試料溶液110 μℓを全量吸い取り、透析カップに泡が入らないようにやさしく注入します。
    ピペットの2段階プッシュは泡立ちの原因となるのでお避け下さい。その後、透析カップの蓋を閉じます。この時、試料溶液(反応層)の液面と透析外液(Amino Acid Mix)の液面が同じレベルか、試料溶液の液面が若干低いようにセットしてください。
  5. 16°Cのインキュベーターへ入れ一晩(10時間以上)反応させます。
  6. サンプルをポンピングで軽く混ぜてエッペンチューブに回収し、遠心分離(15,000 rpm、10分、4°C)した後、上清を-80℃にて保存します。

また、24穴タイタープレートに9mm程度の穴あけを行い、透析カップを配置することで、写真(右上)のような収まりの良い透析が可能です。下図をご参考ください。(クリックで拡大されます)

キット(PSS3050)には透析外液用のアミノ酸ミックスとしてお使いになる場合の十分量は含まれておりませんので、透析法にて翻訳を行う場合はアミノ酸ミックスを別途お買い求めください。

 

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